いざという時役立つアイテム

パックラフト入門

パックラフトを始めるで個人装備についてリストアップしているが、実際川下りに出る際には、個人装備またはチーム装備としてファーストエイドキット(救急セット)も携行するだろう。今回は、キットの中に加えておきたい、いざという時に役立つアイテムを紹介する。

ダクトテープ

ダクトテープがあれば、パックラフトのピンホールを塞ぐ応急処置に使えるばかりでなく、ドライスーツのガスケットが破れてしまった場合や、アクションカメラのマウントがグラつく場合などにも応用が効く。

ドライバッグなどに収納しやすいコンパクトなダクトテープも販売されているが、パドルのシャフト部分に何重か巻きつけておけば、いざという場面で即座に使用することができる。ただし、使用しない間も劣化は進むので、定期的な交換は必要だ。

ストレッチフィルム

荷崩れしないように荷物をまとめてぐるぐる巻きにして固定するフィルムで、100均でも手に入る。

私自身は、包帯代わりにファーストエイドキットに入れている。サランラップでも良いが、ストレッチフィルムの方が劣化しにくく丈夫な気がしている。

包帯よりも少ない巻き回数で固定することができ、三角巾のように難しいルールがなく自由度が高い。自己粘着性があるのでテープで止めたり結んだりする必要はなく、末端は手でちぎることができる。通気性はないが、患部が見えるのが良い。